アラフォー主婦さやの日常

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モヤモヤしちゃう・・・

雨でスタートする朝

心地よい雨の音~癒しです。

 

おはようございます。さやです。

 

そろそろじゃないかと思って警戒しておりました。

出ましたね。

 

あなたがしてくれなくても 11

 

まず、どうしても先に言わせてください。

 

これさ、まだ話が進んでいる途中で、ドラマ化しちゃったじゃん?

で、作者が「軸はぶれないようにドラマの脚本にも口出しした」

みたいなのをどこかで読んだんだよね

ということは、だよ

ドラマの終わりが、マンガ本の終わりに遠からず・・・って事じゃないの?

別物として考えてというには、すごく難しくないか?って思っちゃったのよ・・・

 

私は、実写化されるらしいという時にも書いたように

終わってからの実写化ならともかく

途中の段階での実写化にとても疑問を持ったし

とにかく、毎回ドキドキで胸にクル作品がドラマ化することでなんというか

重みのある話が、軽く扱われたような気がして嫌だったのね

だから、ドラマは一切見てない

 

でも、話題のドラマだっただけあって

口コミがどうしてもチラホラ聞こえてきちゃって

最後もどうなったかを聞いてしまったのだけど

正直、すごくガッカリしました・・・

 

何をがっかりしたか・・・って・・・

そりゃ、先に結末を話された気分になってそれがガッカリだったのよ

 

仮にね。

もし、原作は全く違う形でストーリーが展開します

っていうならば・・・

逆にドラマのほうがかなり展開を大幅に変えて欲しかったよ

別物なら、別物としてドラマ化してほしかった

 

そのガッカリ感を抱えたまま、新巻を読んで・・・

また、ガッカリですよ。

物語の終わりがドラマに沿って行っているような気がして

 

これ、終わりはまた違うものが待っていたとしても

それが、すごく納得する話だったとしても

それならそれで

こういうドラマ化の仕方はたぶん疑問が拭えないと思う

それが本当に私は残念で・・・

 

まぁ、こういう前段階の自分の感情があった事を踏まえて

この本を読んだということを考慮して

私の感想を読んでいただけたらと思います

ネタバレもあると思うので、まだ読んでいない方は注意をお願いします

 

この物語のさ、引き込まれる部分ってどこなのかというとやっぱり

現実にある問題をとてもリアルに描いてあって

最初は自分に当てはまる部分があるという事から

その人への感情移入から始まるんだけど

それぞれの立場の、それぞれの感情にも寄り添えるというか

そういう部分がね。すごくいいなと思った。

どうしても人は自分を中心にしか見れないじゃない?

それが人だと思うから、仕方がないけれども。

こうやって別の視点から見た世界が自分にとっては苦しいものであっても

ちゃんと向き合うべきで。

そのうえで自分の結論を出す力になるなと思って。

 

主体となる登場人物4人共に最終的に寄り添えている自分がいます

セックスレス、子どもが欲しいという思い

仕事とプライベート

ここには本当に現代の夫婦が抱えやすい問題が詰め込まれていたなと。

どうしても途中、この人に対して言いたいことがあるみたいなことが出てきても

物語の中でそれぞれが成長していく様も感じて

最終的には、気付くじゃない? こっちが言いたいと思う事に・・・

そうやって経験して行くことで学んで

でも、過ぎた時間は取り戻せないから、なかなか修復は難しくて。

それがどうにも苦しくて仕方がなかったけど。

 

やっぱりさ。

人の心は決して縛る事の出来ない代物で

そこだけは「自由」がなければ悲鳴が上がる

見えない悲鳴が起こす問題がいろんな罪となる事へと引っ張られて行くわけで

それを、対外的には縛り拘束する結婚という「制度」自体に何か

変わるべき時が来ているのかなぁとちょっと思いました

この制度が強固に存在するから

社会全体で子どもを育てる・・・とか

介護の問題も同じだと思うのだけど

そうならないじゃない?

国から「家族のことは家族で」という認識が強いよね。

だからこその今の国の問題が大きくなる一方なんだと思う

なのに、対策が本当にある意味「異次元」(^_^;)

 

今回は特に、仕事と家族の時間も両立させたいという思いを持つ楓に

寄り添いたくなった

私は、楓とはま反対にいる人間で、家庭に引き籠っちゃった人だけど

もし私も、楓みたいにワクワク出来る仕事に出会えていたら

同じようになっていたかもなぁと思う

そういうのに出会えている楓をうらやましく思う人も多いと思うのだけど

そうすると、家族との時間という問題と向き合ってしまう事になってたのかもなぁと

 

器用な人なんていなくて

不器用ながらにこうやって

取り返しのつかない後悔もしながら

それでも生きていく上で最終的に何かを見つけていく

それが人生なんだろうなぁと

 

すっごい人生を語っちゃってますけど(^_^;)

ここ最近、ちょっとグッと落ち込んで、自分の人生について本当になんか

もう辞めてしまいたいなと思うぐらいにはネガティブに落ち込んでいたので

本当ならこの本でもっと深く今の自分と向き合えたんだろうなぁと

 

だけど、ドラマの事が先行してモヤモヤしてた気持ちが拭えずに

この本が発売して

その後のストーリー展開がなんか見えた気がしてワクワク感が減ったので(^_^;)

とにかくすっごく

 

モヤモヤしています!

 

大好きなマンガとかの実写化は

本当に終わってからにして欲しい

そう思いました(;´д`)トホホ

 

というわけで。

ずっと楽しみにしていた「あなして」も、次で最終巻っぽい雰囲気?

だって、本の終わりにもう次の連載が始まっている宣伝が載ってた

そっちもまた、その部分だけで胸にグサッとくる内容になってて

目を背けたい感じです(^_^;)

それも読むかは分かりませんが・・・

 

最終巻だろう次巻を、覚悟して待ちたいと思います!